離婚調停中という状況で、
娘を中学受験塾に入塾させることに、
迷いがなかったわけではありません。
むしろ、
迷いしかなかった、という方が近いかもしれません。
お金のこと。
時間のこと。
私のキャパのこと。
息子は中学受験を経験したのに、
娘にはそのチャンスすら与えることができないのか…
そう申し訳なく思い悩む日が続きました。
「やめる理由」はいくらでもあった
当時の私は、
息子に十分な経験を積ませてあげることができたのに、
離婚し経済的に苦しくなってしまったせいで
娘にはそのチャンスすら与えることができず
申し訳ない…
そう悩んでいました。
迷っていたのは、
- 通塾は娘にとって有益なのか
- 娘は勉強を頑張れるのか
- 私が背負う責任の重さ(お金、時間、労力)
でした。
やめる理由なら、いくらでもありました。
続ける理由を探す方が、ずっと難しかった。
私が大切にしたかったこと
娘が通塾し、受験し、合格出来るのか、
どこの学校に進学するのか。
それも確かに
大事なことかもしれません。
でも、私が一番大切にしたかったのは、そこではありませんでした。
- やり抜く力をつけてほしい
- 学校とは違う場所でコミュニティを作って欲しい
- 勉強を頑張り、将来に活かしてほしい
中学受験をし私立へ進学することだけが
目的ではありません。
息子にさせてあげた素晴らしい経験を
娘にもさせてあげたい。
そう強く思っていたのです。
私が決めたこと
離婚調停中という現実は、
どう頑張っても消せません。
だから私は、
「できることからひとつずつ」
そう決めました。
その上で、
- 無理をしない
- 完璧を目指さない
まずは私自身が
自分を信じ、気持ちを整えることが
大切なんじゃないかと感じています。
中学受験を「成功させる」ことよりも、
この時間が、娘にとって
人生の豊かな経験になることを優先しました。
娘が入塾を希望したので、
息子と同じ中学受験塾へ
この度、入塾しました。
それでも教育を手放さなかった理由
正直に言うと、
教育を手放した方が楽になる瞬間は、
何度もあります。
お金や時間、精神的な余裕。
すべてが軽くなることも、分かっていました。
それでも私が教育を手放さなかったのは、
中学受験や私立進学に価値を置いていたからではありません。
子ども達にとって、2人平等に
人生の糧となる経験を積ませてあげたい
と、思う気持ち。
それだけでした。
平等というのは、
同じ結果を与えることではなく、
同じように向き合うことなのだと、
私は考えています。
今までと状況が変わっても
娘の中学受験が、
息子と同じような形になるとは、
最初から思っていません。
途中で立ち止まるかもしれない。
別の選択をするかもしれない。
家庭の形も、
経済的な余裕も、
私自身の立場も、変わりました。
でも、
「挑戦する機会を与えてあげること」
「一緒に悩み、考えること」
その姿勢だけは、
ずっと変えたくないと思っています。
今、同じように悩んでいる人へ
もし今、
- 経済的な理由で
- 環境の変化で
- ひとり親になったことで
子どもの選択肢を狭めてしまっているかもしれない、
と悩んでいる方がいたら。
まずは、
「何を一番大切にしたいのか」
「その選択で今後後悔しないだろうか」
と自分に問いかけてみてもいいかもしれません。
正解はありません。
私の選択が、誰にとっても正しいわけでもありません。
それでも、手放したくなかったこと
私が手放したくなかったのは、
中学受験でも、
私立進学でもありません。
子どもと向き合い、
その子の人生を一緒に考える姿勢でした。
迷いながらでも、
不安を抱えながらでも、
その気持ちだけは、
これからも大切にしていきたいと思っています。
次の記事では
子ども達の中学受験を通して、
私自身が気づいた
親としての覚悟と、現実について
正直に書いてみようと思います。